こんにちは、池田農園中の人です。
最近はかごしま早生の出荷がほぼ終わり、興津早生を出荷中です。
先日、温州みかんが実は〇〇に効くという話を書いたので、良ければこちらも読んでみてください。
今回はちょっと残念なお話です。
先日、東京の知人たちに農業についてプレゼンする機会があり、今の日本の農業の現状について資料を纏めて話をしました。
当然池田農園で作っているみかんの話にもなったわけです。
その中で話した内容で一番心に残ったのは、「〇〇〇」と言われたことです。
何と言われたかわかりますか?
実は、こう言われたんです。「鹿児島ってみかんを作ってたんだね」
正直、残念でした。東京に住んでいる人のほとんどが、鹿児島県でみかんを作ってるという事を知らないんです。
和牛や黒豚はすごく認知度が高くて、「鹿児島に行ったら食べてみたいよね」って話になるんですが、みかんはというと・・・
鹿児島県には古くから桜島小みかんという特産のみかんがあり、ここ最近、大将季やかごしま早生など他県には負けない美味しいみかんが増えてきました。
ですが、全くと言って良いほどみかんの認知度が低いんです。
みかんの産地と言えば、愛媛や静岡が有名です。
そんな愛媛や静岡のかたが、自分たちの県みかんよりもおいしいと、毎年わざわざ注文してくれるぐらい鹿児島のみかんは美味しいんです。なのに、この知名度のなさに愕然としました。
さらに、追い打ちをかけるように、先日、鹿児島県のある自動車屋さんと話をしていた時、こんなことを言われました。
「大将季なんてみかんがあるんですね」
私は呆然としました。
鹿児島県でしか作ってない、鹿児島県限定の、しかもオリジナル品種なのに認知度がなさ過ぎだろう!
正直、これを聞いた時には、どんなにおいしいものを作っても、みなさんが知らなければ存在しないのと一緒だなとおもってしまいました。
もっと鹿児島県のみかんをたくさんの方に知ってもらわなければ!そう思う一幕でした。
とはいっても、実は、池田農園の桜島小みかんは予約が、ほぼ完売状態です。
電話でご注文頂いた方の中には電話口でお断りする事になってしまい、本当に申し訳ない思いでいっぱいでした。
池田農園の直販サイトではすでに売り切れ。
ふるさと納税で出品している分もすでに売り切れ。
KYTさんの情熱市場で販売している分が少しだけ残っているそうです。
収穫して数が分かってくれば、もう少し販売できるとは思いますが、すでにキャンセル待ちの引き合いも出ているので、追加販売行えるかわかりません。
また入荷した時にはこちらに書こうと思います。
もし興味がある方は読売新聞さんにて抽選プレゼントを企画していただきましたので、そちらも試してみてください。11/25日までです。
これについては、おしらせで先日告知させて頂きましたので、そちらをご確認ください。