収穫期の真っただ中にダニ退治とか、すったもんだがありました。

こんばんは、池田農園中の人です。

本日の桜島の天気は晴れ。

朝からバタバタで、本日もすっかり写真を撮るの忘れてました!

本当、忙しいとやる事を忘れてしまいます。

なぜ忙しかったのかというと、たんかんの木にダニが出ていたので、急いでダニ剤をかけることになったからです。

ホント、こんな冬の真っただ中、みかん収穫に忙しい時に出てくるな!って言ってやりたいところですが、ダニにそんな事を言ったところで聞く耳なんて持つわけはないですね。

だから、しぶしぶこんな時期にダニ剤散布です。

なぜ、みかんにダニが出るといけないのか。詳しくはこういったサイト見ていただくとわかるとおもうんですが、端的に言うと、ダニがみかんに着くと傷をつけてしまうんです。

みかんに傷が付くと商品としての価値が落ちてしまいます。

良く通販などで見る、訳あり品と言った傷物のみかんが売られてる事があると思いますが、ダニがついてみかんの実を傷つけると訳あり品になってしまって価値が下がってしまうんです。

お客さんの中には、傷が付いてる方が『安くおいしいみかんが買えるから、私は訳あり品が好き』と言われる方もいらっしゃいますが、訳あり品になってしまうと、商品価値が半分や半分以下になる事もあるので、農家としては大きな痛手になってしまいます。

なので、本当は季節になったらダニ剤を散布してダニを駆除すればよいのですが、池田農園では減農薬栽培で出来るだけ農薬を減らしてみかんを作るようにしています。なので、薬は害虫や病気が発生し始めるギリギリまで待ってから農薬を散布します。

こうやって少しでもあなたに良い物を届けたいと思っている次第です。

本当に、最近は色々な害虫が桜島にも発生していて、ちょっと前にblogにしたキオビエダシャクなども頭を悩ませている害虫の一つです。

というわけで農薬散布です。

農薬散布するときは、農薬に触れないように雨がっぱを着作業します。

農薬散布やってると、ついついこの画像思い出しちゃいますね(;´∀`)

と、余計な事はさておき。

冬場ですが、カッパを着て作業するので、中はムレムレで大変です。

夏場はもう本当に地獄のような蒸し風呂状態ですね。

それもこれも、出来るだけ良いみかんを作るためです。

使ってる動噴もだいぶ年季が入って来て、20年ぐらい使っている骨董品です。

池田農園は本当に物持ちが良いというか、古い道具が多いです。

今後も、よりよいみかんをお届け出来るように栽培を頑張っていきます。

最新情報をチェックしよう!