鹿児島のお土産に美味しい大将季(だいまさき)の紹介

大将季(だいまさき)とは

大将季は、1997年(平成9年)に鹿児島県にある大野孝一の農園で不知火(デコポン)の代り枝として発見された新品種です。
大野さんは、大将季の紅色と息子さんの将季くんの名前から、発見当初は『紅将季』の名称で登録されていました。
ですが、名字の大を品種名に入れることで、現在では『大将季』の名称で登録されています。
まだあまり市場に出回っていない為、一般的に流通している不知火やデコポンなどに当てはめて、紅不知火や紅デコポンなどとも呼ばれる事もあります。
皮は薄く柔らかいので簡単に剥くことが出来ます。
ジョウノウも薄く柔らかいので、口の中に残りにくく非常に食べやすいです。
果肉は果汁が詰まっており、ジューシーで非常に甘く甘みと酸味のバランスが非常に良いみかんです。
さらに、大将季はみかんに多く含まれるβ-クリプトキサンチンも豊富です。
β-クリプトキサンチンは体に非常に良い効果をもたらすことが知られております。
こちらの研究結果では、ガンの予防や糖尿病の予防、骨粗鬆症のリスク軽減など、様々なリスク低減に効果があることが証明されています。
また、他の研究結果によると、花粉症の発祥確率を減らすなどの効果があるとみられており、今日問題になっている現代病対策に非常に有効な食材です。

大将季とデコポンの違い

デコポン
デコポンは黄色く今までのみかんと同じ色をしている。
大将季(だいまさき)
大将季は紅色で鮮やかな色をしている

何と言っても、大将季とデコポンで直ぐにわかる特徴の違いは見た目の美しさです。
デコポンが黄色みを帯びた昔ながらのみかんの色なのに対し、大将季は非常に目を引く色鮮やかな紅色をしています。
紅色は目を引くだけでなく黄色よりも食欲を増進させるという研究結果も出ています。
当然見た目だけでなく、味にも違いがあります。
大将季はデコポンよりも糖度も高く、甘さと酸味のバランスがとれており、果汁も非常に豊富です。

大将季の糖度は?

糖度計
平均的な糖度はデコポンよりも大将季が高い

大将季もデコポンも出荷基準は糖度13度以上、酸度1%以下という基準がありますが、デコポンよりも大将季の方が出荷時期の糖度は乗っています。
同じ畑で生産した大将季とデコポンでは1~2度ほど糖度に差がでます。
数字にすると微々たるもののように感じますが、食べ物の世界で、この糖度1~2度というのは、味覚として違いを感じるだけの差があります。
さらに、この糖度の差がデコポンにはないこくを生んでいます。
池田農園で栽培される大将季のほとんどが14~15度以上に仕上がっており、安定した美味しさを提供できるようになっています。

大将季の価格は?

価格については、その年の出来や出荷量、生産者の値付けなどに左右されるのでこの価格とは明言は出来ません。
しかし、市場の価格や流通している商品の価格を見ると解るように、大将季の価格は、一般に流通しているデコポンよりも一回り高めの価格になっています。
ただ、大将季はその色、味共にデコポンを上回っているため、その金額を出す価値のある商品だと思います。
特に見た目にも美しい為、贈答用として非常に好まれています。

大将季の旬は?

大将季輪切り
大将季は中も色鮮やかな紅色

3月下旬から5月中旬頃においしい大将季を食べる事が出来ます。
3月~4月の大将季は糖度も高く酸味もほどほどにあるため、甘味と酸味のバランスがとれており非常においしいです。
5月に入ると酸味が抜けてとろけるように甘い大将季を食べたい方にお勧めです。

大将季を熟成させる一手間

ワンポイント
大将季は熟成させるのがコツ

大将季は収穫してからすぐに食べるよりも、数週間冷暗所に置いておく方が酸味が減り、甘みと酸味のバランスがよりよくなります。
池田農園では、最高の状態の大将季を消費者に味わっていただくため、冷暗所で熟成させ、最高の状態の大将季を出荷しております。

鹿児島市都市農林水産秋まつりで表彰

賞状
大将季で優等賞

池田農園の大将季は、鹿児島市都市農業センターの農林水産秋まつりで優等を頂きました。
詳しくはこちら

美味しい大将季の選び方

ワンポイント
美味しい大将季の選び方はこれ

まずは、紅の濃い傷の少ない綺麗なものを選びましょう。
みかんの品質の差でβ-クリプトキサンチンの含有量に違いがあることが検証結果で分かっています。
さらに、ずっしりと重いものが果汁がしっかり詰まっている証拠です。
そのうえで、大将季のへたが取れていないものを選んでください。
へたが取れているみかんは味が抜けています。

大将季の美味しい食べ方

ワンポイント
大将季が酸っぱかったらこれを試して

大将季は晩柑と言われる遅い時期に取れるみかんになります。
晩柑は貯蔵して長期間保存できるものが多く、大将季もその一つです。
みかんは貯蔵して熟成させることにより、糖度を上げ酸を抜くことが出来ます。
よく聞く、蔵出しみかんと呼ばれるものは、長期間の間みかん農家が貯蔵して出荷した、甘みと酸を調整したみかんになります。
大将季も同じように貯蔵することで甘みと酸を調整することが出来ます。
みかんは人によって好みが大きく分かれ、酸が強いみかんが好きな方もいれば、酸が少なく砂糖水のように甘いみかんを好む方もいます。
ですので、もし、買った大将季がすっぱいと思った方は、ぜひ貯蔵して酸を抜いてから食べてみてください。
また、色んな味を楽しんでみたいという方も、1週間ほど期間を置くだけで、大将季は全く違った味わいを楽しむことが出来ます。
ぜひ自分好みの大将季の味を見つけてみてください。

大将季の貯蔵方法

ポリ袋
貯蔵はポリ袋でOK

大将季の貯蔵方法はとても簡単です。市販のポリ袋に入れて涼しい場所に置いておいてください。
これだけで大体5月ぐらいまでは保存できます。
ただし、酸が抜けてくるとみかんは腐りやすくなってきます。
酸の抜け方は温度や保存、個々の出来によって差があるため、必ず5月まで保存できるというわけではありません。
極力お早めにご賞味ください。
長期間保存したい方は冷蔵庫での保存をオススメします。
池田農園で試した際には、大体7月頃まで保存することが出来ました。
ただし、これも環境などにより変わるため、自分が美味しいと思う時期を見極めて、出来るだけ早く食べることをオススメします。

大将季の最高の味を自宅にお届け

池田農園では、3月下旬から大将季のネット通販を行っています。
数量限定で事前予約も行っております。
商品がなくなり次第終了となりますので、ぜひお買い求めください。


大将季のふるさと納税はじめました

少しでもたくさんの方に気軽に池田農園の大将季を楽しんで頂くために、ふるさと納税での販売も行っています。
大将季食べてみたいけどちょっと悩むという方は、まずふるさと納税でぜひ試してみてください。

大将季(だいまさき)
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